世界経済あれこれ( `・ω・´)3
あらゆる商品はマーケットで取り扱われる。
ところが、原油という世界でもっとも巨額の金を吸いつける商品には永らくマーケットが存在しなかった。
いや、正確にいえば近代石油産業が興った当初に発生したマーケットが、最近に至るまで長い休眠状態にあったといえます。
歴史を振り返ってみようと思います。
近代石油産業は1859年、米国ペンシルベニア州でエドウィン・ドレイクが機械による石油掘削に成功したところから始まる。
ランプ用燃料として需要が拡大し始めていた石油はたちまち各地で掘り当てられ、生産が爆発的に伸びる、こうした中、需要家と生産者をつなぐ場として石油取引所が設立されました。
ここで面白いのは、原油がすでに証書で取引されていた点です。
石油が掘り出され始めた頃は、原油は木製の樽に入れられて運搬されていたが、不便なためパイプラインが急速に整備されました。石塚孝一氏によると、生産者は原油をパイプライン事業者に渡し、引き換えに預かり証書を受け取るシステムができ上がった。
石油取引所では、この預かり証書を売り買いしていました。