学ぶべき大切なこと その10
子どもは年齢とともに、からだと心が育ってゆきます。
この育っていくようすをあらわすことばが、成長と発達です。
成長は、身長や体重のように長さや重さとしてはかることのできる量的な変化を指し、発達は、運動能力や内臓のはたらき、心のはたらきなど機能の質的な変化を指します。
しかし、成長と発達ということばをはっきり区別して使うことはむずかしく、一般には"成長と発達"としていっしょに使います。
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子どもは年齢とともに、からだと心が育ってゆきます。
この育っていくようすをあらわすことばが、成長と発達です。
成長は、身長や体重のように長さや重さとしてはかることのできる量的な変化を指し、発達は、運動能力や内臓のはたらき、心のはたらきなど機能の質的な変化を指します。
しかし、成長と発達ということばをはっきり区別して使うことはむずかしく、一般には"成長と発達"としていっしょに使います。
「訓練すればできると、さっきいわれたけれども、どうやって訓練したんですか」
「炭鉱で働いていた時分、昼間は検定試験の受験勉強にあてていたんであんまり眠る時間をとれない。
それで、不足分を夜、二番方で働いているあいだに埋めるんだ。
しかし眠っているところを坑内見廻わりのヤソバン(係員)にみつかったりすると、大事になってしまう。
それでも眠らなければ体がもたないから、半分眠りながら、片方の目でヤンバソの足音を警戒するような塩梅になります。
仕事をしているんだからしょっちゅうそんな状態のわけじゃないが、二番方はどんな部署でも大体、二時間や三時間はサボれるようになっているんだな。
その時間をベッドで眠っておかなければどうしようもない。
ところが敵もさるもので、そういう時を見計らって、足音を低めながら近づいてきます。
こどもの成長と発達には、次のような特徴があります。
(1)成長も発達も連続的で一定の順序で伸びていきます。
誰でも頭が座ってから、お座りができ、つかまり立ちして歩けるようになります。
ことばも「アーアー」(哺語)から「マンマ」(一語文)そして「パパ、カイシャ」(二語文)といえるようになります。
(2)成長や発達の伸びには、急なときとゆっくりなときがあります。
身長の伸びは赤ちゃん時代と思春期にいちじるしく、ことばも、幼児期に急激にふえます。
(3)成長し発達していく時期ごとに、学ぶべき重要なことがあります。
運動を活発にしたり、外遊びをする機会を与えられなかった幼児は、運動機能のおとった子どもになりやすいようです。
(4)個人差があります。
運動発達の進むようすを示したものです。
ひとり歩きは、早い子どもは9ヵ月半からでき、遅い子どもは1歳5ヵ月でできるようになり、早く歩ける子と遅い子がいます。
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